アンバーについて

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アンバーは太古の松柏類の植物の樹液が化石化した有機物であり、鉱物とは異なります。 しかし、古くから装飾品や神秘的な力を持つクリスタルとしても用いられてきたという点から、ここではパワーストーンの解説として《石》という表記をします。 現在市場に出回っているアンバーは、バルト海沿岸か、ドミニカ産のものがほとんどで、「シー・アンバー（海琥珀）」と「ピット・アンバー(山琥珀)」に大別されます。 初めてアンバーが発見されたのは、バルト海の岸辺でした。海をただようさまと、燃やすといい香りがするところが、マッコウクジラの吐き出した「竜涎香（りゅうぜんこう）」（アラビア語でanbar）に似ていることから、アンバーと名付けられたそうです。 和名では「琥珀（こはく）」と書きますが、中国では古くは「虎魄」と書き、虎の魂が石となったものと信じられていました。

アンバーの持つパワー

アンバーは明るさと落ち着きを持つ石で、心身のエネルギーを上手に流せるようにサポートしてくれます。 エネルギーそのものを活性化したり強めるというよりは、体や心の必要量に対して余分なエネルギーが滞ることにより起こるバランスの乱れやマイナス症状に対して、余ったエネルギーを大地へと還すアースのような役割を果たすと言われています。 このように、エネルギーの流れを綺麗にして必要なだけのエネルギーを上手に使うことを教えてくれるアンバーの働きは、そのルーツが樹木であることと非常に関係が深いと言えます。 二酸化炭素を吸い 酸素を吐く木々のように、アンバーがマイナスのエネルギーを抜き取り、その替わりとして心身にプラスのエネルギーを循環させてくれるのです。 また、アンバーはエネルギー的に余分なものを抜くだけでなく、現実の様々な場面での「緊張状態」に対しても、リラックスして最大の力を発揮しやすくする為にとても有用な石とされています。 試験や勝負ごとのお守り、更に出産時のお守りとしても、とてもオススメです。